サザンブロット法と同様の技術を
RNAに適用する方法は,
ノーザンブロットと呼ばれます
ノーザンハイブリダイゼーション法は,核酸の相補性を利用して目的遺伝子あるいは塩基配列を任意のRNA集合体から検出する方法です.この方法は、形質転換した動植物に目的とする外来遺伝子が,間違いなく導入されていることがサザンハイブリダイゼーション法によって確認された場合,その遺伝子のmRNAが実際に転写されて細胞中に存在するかどうかを検定するために行われる方法です.
この場合には、mRNAをゲルで電気泳動し、
ナイロンメンブレン等に移した後、
放射性のRNAあるいは1本鎖DNAを
プローブとしてハイブリッド形成を行い
もとのRNA断片の位置を決定します
この実験はかなり丁寧さが求められて
性格やその時の心理状況が(私信)
結果にも現れたりします(・д・)ホォー
白浜のラボではPCR以外の実験を
している人を見たことがありませんが(笑
まぁ落ちついて,心穏やかときにしたいです(。-_-。)
サザンブロット法の由来は,開発者の
エドウィン・サザン(Edwin M. Southern) の名によります
この技術を応用して考案された他の方法は,
氏の名にあやかり(駄洒落ですねw)
ノーザンブロッティングや
ウェスタンブロッティングと名づけられました
サザンブロッティングは人名由来のため
英文中においてもSouthern-と大文字で書き始められますが
ノーザンブロッティングや
ウェスタンブロッティングは人名ではないため
northern-、western-等と
小文字で書き始める慣例があります
今日はちょっとした豆知識(*´ェ`*)
明日からは朝から調査なので早めに休みます!