2016年8月31日水曜日

UQロゴについて

グレックがそっくりと言っていた
大学のロゴについて調べてみたら
確かにそっくりだった....
一文字しか違わないし,
DとOの違いって,すっごく微妙...

これは....

あわわ....
大学の方が歴史が長いから
パクったと言われても仕方ない...

ちょっぴり
嘆いていた風なのも納得の結果でした(*_*;


2016年8月30日火曜日

学振備忘録3_大学紹介(UQ)

これが私の通っているクイーンズランド大学です
大きな中庭があり
日中はみんなここでゴロゴロしてます
室内では靴をはいて生活し,
床に座らないのに
外ではやたらと床に座りたがるのが本当に不思議です

座るというか転がってる人が多いです
芝生でゴロゴロしながらパソコンをつついてます 笑

ですが,UQのオススメは
夜なのです!
家族にこれらの写真を送ったら
ハリーポッターみたい!
と揃って言っていました(笑

この学舎,
円状にぐるっとつながっていて
一周1Kmくらいありそうなんですが
昼休みになると,この通路はトラックと化して
学生たちがランニングしてます.ほんと自由です(笑
砂岩でできた学舎は大変美しくて
圧巻です

先日,グレックがお気に入りの
砂岩ブロックを教えてくれたので
いつか写真に撮って紹介します
これらは夕方6時ころの写真ですが
ほとんど人は居ません

海外の研究環境で大きく違うのは
多くの人が定時に帰宅するという点です
私も含め日本では夜遅くまで
大学に居るのが普通だった人にとっては
大変衝撃的だと思います

ボスのグレックは忙しいようで
日によっては19時くらいまでいますが
帰るときに声をかけてくれて
早くかえってリラックスしなさいと言ってくれます
とてもジェントルです(*^_^*)
毎日このきれいな学舎を見ながら帰るのですが
とても気分が落ち着きます
私も日本にいた時よりは早く帰宅して
いますが,朝は早めに行くように心がけています

オーストラリアは早寝早起きの文化らしく
大学のジムやプール,
一部のカフェは朝の4:30から開いています(笑

海外に来るといろいろと勝手が違うので
適応できないとなかなか大変だと思いますが
楽しみながら,染まっていくのも悪くありません.



2016年8月29日月曜日

学振備忘録2_大学紹介(UQ)

オーストラリアで食べてばっかりじゃないですか(笑

とブログを見てくれてる後輩に突っ込まれたので
食事編はまだまだありますが
大学の紹介を先にします(笑

もちろん毎日大学に行っています!

私の派遣先は
The University of Queensland (UQ)
クイーンズランド大学です

ウィキペディアによると
イーンズランド大学は、オーストラリアクイーンズランド州ブリスベン、セントルシア地区に本部キャンパスを持つ州内で最長の歴史を持つ大学。クイーンズランド州で最も権威ある大学であり、オーストラリア国内でもトップクラスの生徒が全土から集まることで知られる。

だそうです.レベルも規模も京大くらいのかなり大きな大学です.

街の人も大学の人も大学のことをUQ(ユーキュー)と呼んでいます

以前こちらでのボスのグレックと
ショッピングモールに行く機会があり

ユニクロを見かけたので

あれは日本でポピュラーな店ですよ

と話していたら

よく知ってるよー
ロゴがほとんどUQだよねー

と言っていました
大学に対する愛が強いようです(*´ω`)

さて,位置関係なんですが
オーストラリアの東側
亜熱帯性気候に属し,
年間を通して比較的過ごしやすく
冬でも平均最高気温は20℃を超え
平均最低気温は10℃ほど

年間を通して晴天率が高く,
冬でも日中は半袖で過ごせます

ブリスベン周辺を拡大
青のピンが空港で四角のところが大学周辺
空港から電車でもタクシーでも20-30分でとても便利です

 大学周辺をさらに拡大すると
蛇行河川の間に位置しています
星マークの大学へのアクセスは

バスかシティキャットと言われる船を使うしかルートがありません

左の青丸が電車の駅で
そこからはバス

川を渡るときは
バスと徒歩しか通れない右の青丸で示した橋を渡るか

赤のラインで示した船乗り場から船に乗ることになります

私はこちらに来る前は
自転車とかがあると便利かなーと思ってましたが
ブリスベンが想像を絶する坂の街(クリックでジャンプ)
ということが分かって,おとなしくバス通学しています

バス通学は高校の時以来なので新鮮なのですが
こちらのバスはマジで
暴走バスで恐怖です!

あと時間もかなり適当です
5分前に来ることもあるし,
20分遅れることもあります(汗
遅れるのはいいのですが
早いのは困ります(-_-)

いつもは満席のバスなのに
5分前に来たバスはガラガラで
乗れなかった人を不憫に思いました...
(このルートは一時間に一本のみなので)

すごい適当w

一応GPSで管理されているようで
無線で運転手さんに少し待つようにと指示しているのを
聞いたことがあります

学振備忘録なので
少し海外生活について述べておくと,
多くの場合,生活費の中に交通費が発生し,
通勤時間(終バス,終電の時間も重要)なども
考えて家選びをした方がいいです

あと,坂道の程度なども加味した方が無難です...切実

私は事前にグレッグにいろいろ相談して家選びをしたので
とても便利な立地に暮らしています.
やはり事前に受け入れ教官に
治安や利便性を聞いておくのがベストと思います.

UQの場合,徒歩圏内でいける大学の周りの部屋は
多くがシェアハウスで,
狭く古い部屋でも,とても高いです
そして,周りには大型のスーパーはないので生活には不便そうです

京大本学も坂の上にありますが
あれの2倍くらいの角度があります(-_-)


2016年8月28日日曜日

オーストラリアの食事3_お肉

前回の続きで
余ったステーキ肉はスライスして肉じゃがにしました(-д-。)

お砂糖,醤油はあるんですが
酒とダシがないのでないので
白ワインとチキンスープの素を使いました

なんやろ,肉じゃがっぽいポトフになりました(笑
限りなく肉じゃがに近いのですが,なんか違う

ま,でも実に美味しい(*´ェ`*)ポッ
私のお気に入りが右のサラダみたいなもの

これ下に Wraps ってのが引いてあります
その名の通り
くるくるっとまいていただきます!
冷静に見てみると
Mission Wraps ってすごい商品名ですね(笑

これの中身は
フルーツ,クリームチーズ,ハチミツ
とかも美味しいです(o´ェ`o)
お弁当にも適していて
朝にくるくるっとまいてラップしてタッパーに入れて
持っていったりしてます♪

すごく美味しくて
日本に帰っても探してしまいそうな商品

気になる人は探して見てください.+:。(・ω・)b゚.+:。グッ


2016年8月27日土曜日

オーストラリアの食事2_お肉

少し贅沢しようかなと思って

これぞ オージービーフ!

ってのを購入しました(・0・。) ほほーっ
グラムを見るのを忘れましたが
これも500グラムはあったのではないでしょうか

それが400円くらい.実に安い

さすがに全部は多いので
半分だけ焼いてみました(o´ェ`o)ゞ

安いお肉なので一工夫
焼く30分前に冷蔵庫からだし常温に戻して
筋を切って,おろしたガーリクを少しぬって下準備

焼く直前にお肉に塩コショウ

フライパンでバターを熱しガーリックを炒めつつ
お肉投入!!

焼きあがってから5分ほどホイルで包んで保温
待ってる間に
フライパンに残った肉汁などに少しだけ醤油を垂らして
ソース完成!

とってもウマウマでした(*´ェ`*)ポッ
スープはクラムチャウダー

TGIF!



2016年8月26日金曜日

オーストラリアの食事1_お肉

オーストラリアといえばオージービーフ!

私は日本から出国する前に

オーストラリアで
すごく太って,真っ黒に日に焼けて
(かなり紫外線が強いです)

帰国する時には
黒い巨体と化していて

誰にも私と気が付いてもらえないことを心配してました

高校の時,1年間のオーストラリア留学に行った友人が
プリップリッになって帰ってきたので...

それが現実にならないように
食事と運動には気を付けています

ですが!
さすがオーストラリア!
お肉が安い(*'ω'*)
これは700gのビーフソーセージ
およそ380円!!

今の円高のせいもありますが,とても助かります

そもそも日本にビーフのソーセージってあったかな?
料理が好きなので割と自炊をしてます
トマトやブロッコリーとと煮込んだり焼いたりして
とてもおいしくいただいてます

ちなみに朝ごはんのように見えますが夕食です(笑


Enjoy  Australian life (^^♪

2016年8月24日水曜日

学振備忘録1_申請に関して

珍しくまじめかつ長文です.

学振を目指す若い人たちが見ることを想定して書いていますので関係のない人は読み飛ばしてください.

要点をまとめると

1,研究室選びがかなり重要!良き指導者に巡り合うべし!
相性も重要です.4回生やマスターコースでいまいちと思う人はささっと移動すべきです

2,学振や助成金,科研費書類は業績がなくても毎年書くこと!

愚問ですが,前提として,
研究が好きでまじめにコツコツ研究を進めるという当たり前の条件があります.
これがかなり重要です.自分が楽しくないと続きません.


私はドクター過程の間の学振(いわゆる学振DCというやつ)は通りませんでした.
チャンスはDC1はM2の5月,DC2はD1,D2の5月くらいの計3回.

これは自分でも納得しており,要するに論文がなかったから通らなかったと思っています.D3の時に論文を4本発表し,その後は順調に論文が増えていきました.
その結果,学振PDと海外学振は両方とも面接免除のストレートで通り,さらに海外学振の採用年度には科研費若手Bも採択されていました.

たまに業績(論文)がないから,学振は出さないっていう学生がいます.しかしそれは間違いです.学振の書類作成はとても仕事量が多くて,時間もかかるし,とにかく大変だったという記憶があります.
これが簡単だったという人は,通らなかった人に限りですが,努力が足りなかったというしかないと思います.私は添削をしてもらって何度も何度もダメ出しされて書き直してのくりかえしでした.書類のダメ出しをされていると途中から心が折れてきて,自分がダメな人間なんだと落ち込むことさえありました.

しかし,最終的にできた書類はとても洗練されており,今まで不明瞭だった,自分の研究計画や意義,位置づけがとてもはっきりしました.今自分がやっている研究がとても大切なことで意味があるのだと思えるようになりました.つまり自分の研究を見直すいい機会になっていました.丁寧に見てくれた先生方にも感謝です.

また,研究者を目指すなら今後,このような書類を書くのが研究者の仕事と言ってもいいほど増えてくるので,書類書きになれるためにも必要不可欠な過程だと思います.

学振DC採用者と不採用者のお金事情

私は学振DCは不採用でしたが,
金銭的なことをいえば,結果的にですが,私は奨学金が全額返済免除,学費もドクター3年間全額免除などの,とても恵まれた環境となったので,あまりお金には困らなかったです.
(大学院生時代は近所で週一回,家庭教師と弁護士事務所の事務をしていて,
どちらも時給2000円以上で助かりました.さらに弁護士事務所は基本的にヒマで論文読み放題の書き放題でした.笑)

私の大学では学振採用者の学費の免除はされません.採用者は税金,健康保険,授業料の支払い,研究専念義務(自由にバイトが出来ない)を考えるともしかすると学振採用者より,不採用者の方がリッチかもしれません.ということでDCが通らないからって落ち込む必要はありません.

学振DCの研究費に関しては羨ましいと思います.しかし,当時の指導教員の江﨑先生は本当に好きに研究させてくれて,研究に必要なものは買ってくれたし,論文印刷時の高額なカラー図代も気前よく支払ってくれて,研究費で困ったことはありませんでした.私が少し大人になって,このことが本当に恵まれていたことだったと思い返すようになりました.感謝しています.つまり,研究室選び,指導教員選びはとても重要だと思います.


繰り返しになりますが

1,研究室選びがかなり重要!良き指導者に巡り合うべし!
相性も重要です.4回生やマスターコースでいまいちと思う人はささっと移動すべきです

2,学振や助成金,科研費書類は業績がなくても毎年書くこと!

先日海外学振の結果が出て,そろそろ国内学振の結果ですかね.
ドキドキした日々を思い出します.

2016年8月23日火曜日

海外赴任のお見送り

数か月も前の話になりますが家族に
素敵なお見送りをしてもらいました(*´ω`*)

みてください!
このサンゴケーキを!!
(マニアックな言い方をするとイボヤギケーキです!)
これすごいんですよ!
下の方はチーズケーキで
上は海の色をしたゼリーと
フルーツやゼリーで作った
サンゴ、ヒトデ,貝などが沈んでいます!!

まるでオーストラリアの海のよう(*'ω'*)

うぅぅ...今見返して泣きそうです...涙
(ここにチーズケーキの手土産を買っていくという凡ミス...(-_-))

優しい家族に感謝ですね

おそらく2年先まで会えないお爺さんワンコに
 長生きしなさいよと言い聞かせ,(涙
お姉ちゃんと仲良くするんだよと
可愛い盛りの甥っ子に言い聞かせ(涙
親族一同に
別れを告げてきました.

色んな人が美味しいものを食べさせてくれました
感謝感謝です!

海外に出ることを最終的に
決めたのは自分ですが,
ここにいる現在も
色んな思いがあります.

まぁ今ここできることを頑張るしかないぁと
言い聞かせ,

家族や友人,関係者のみんなが
健康で過ごしてくれることを願っています!



2016年8月19日金曜日

残暑お見舞い申し上げます

日本ではお盆休みだったようですね
皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?
家族の時間を満喫できたでしょうか?

私は一人さみしく過ごしました(涙

海外学振やサバティカルで渡航される多くの方が
家族を連れていくのを不思議に思っていましたが,

まぁ,納得ですね.

さみしい!

私のお世話になっているラボや学部には
日本人は一人もいないですし,

私のように単身で渡航していると
日本語を一回も話さない日も多くなります

様々なことがあって
時系列が思い出せないほどですが
きれいな写真とかと合わせて
少しずつブログも更新していきます.
今のブリスベンの気候は日本の春先な雰囲気で

最高気温が24℃
最低気温が10℃

くらいで,まぁ過ごしやすい天気です.

思わせぶりな羊の写真ですがこれは北海道で撮影したものです(笑
オーストラリアは牛肉や羊のお肉が安いです

2016年8月17日水曜日

坂の街ブリスベン

先日,白浜でのドレッジ調査の結果を
まとめた論文を投稿しました(*^^*)

また,古生物学会の化石100号特別号に
投稿していた論文が受理されました!
近々発表されることかと思います♪

さて,お気付きの方も居るかもしれませんが

ブログのタイトルが
マイナーチェンジしました(*´ω`*)

Coral Time in Australia

(in Australiaがついただけです)

ってことでサボっていたブログも復活予定です

数名の方からブログの更新がないと
ご連絡を頂き,ご心配をおかけしました

生きてます!

今後は海外での研究と生活を中心に
楽しくお伝えできればと思います
私の暮らすブリスベン(Brisbane)の街は
信じられないくらい坂道が多くて急傾斜です

もしこの坂道の上で
紙袋からフルーツがこぼれたとしたら,
それらは転がるってレベルじゃなくて
加速を続けて最終的には
フルーツ弾丸と化しているでしょう
拾ってあげるとかいう話じゃありません
もはや脅威です・・・

必死で登っているときに
私はそれをかわす自信すらありません・・・(笑

そんなこんなで
アキレス腱につねに負荷を受けています


日本の公道では
こんな坂道を見たことがありません
異文化だなぁと,しみじみ



2016年8月5日金曜日

京都大学 白浜水族館ー企画展が始まりました

白浜水族館の企画展が始まりました(^^♪
私は直接行くことが出来ませんので
スタッフの方に写真を送ってもらいました(*^^*)

ドレッジ調査~白浜沖海底の生物相を探る
内容概略
京都大学瀬戸臨海実験所及び学内外の研究者グループで、2012年から行ってきた、白浜沖の海底生物相の調査について、その概要と成果をわかりやすく解説します。
開催期間
2016年7月28日~11月前半
展示内容
調査概要と成果についてのパネル7枚、調査機材、採集された標本、および採集された生きた動物
成果概要
採集された生物標本は、現在も専門家による調査の途中ですが、これまでに75科132種が確認され、そのうち23種は白浜周辺から初記録、2種は日本新記録で、9種は未記載の可能性が高いことがわかっている。白浜周辺の海に、まだ多くの発見が残されていることが示された。
 私の担当したパネル(^^♪
実物も展示してます!
 生体もいます(*^^*)
小さな生き物が多いので迫力には欠けますが
じっくり見てもらうと
とても精巧で緻密な形態をしています.

夏休みの自由研究などにもオススメです!
ぜひお越しください♪