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2022年6月20日月曜日

2022年度 乗船実習

理学部共通科目「乗船実習」の担当教員として同行し,
研究室の学生とドレッジ調査も行いました.

長崎大学の練習船「長崎丸」に乗って、船上の
仕事を学ぶ約1週間の訓練です.
地学系の学生も多く参加しています.


乗船実習では海洋調査も行われ,
様々な生物が採集されました.
私の研究対象の深海性サンゴも数多く採集されました
大変楽しい実習でした

乗船実習の関係者の皆さま,
ありがとうございました.

2019年3月17日日曜日

研究室配属

2018年10月に学生の
研究室配属が行われました

私のラボは
進化古生物学研究室
(千徳研究室)
という名前でスタートすることにしました
2019年度の卒論生が3名加わり
航海調査あり地質調査ありの
深海から陸上までをフィールドにしています.
詳しい研究テーマはこちら

2018年の後期
ゼミメンバーとの活動報告

三重大学の勢水丸での航海調査
大きな船です!
 
今回も広大の大塚先生にお世話りなりました

大量!

泥まみれになってソーティングを頑張りました

 沖縄本島の島尻層群の調査など
卒論テーマと巡検を兼ねて
沖縄本島の化石を見て回りました
 快晴!
サンゴの化石
 生痕化石
柱状図の書き方も学びました

こんな感じで活発な野外調査を行いました

番外編(休日)
3回生の歓迎会を兼ねて
古川研の皆さんに
ビーチパーティーに声をかけて頂きました
ビーチにこのようなBBQスペースがあり
コンロや網,お肉を現地で調達できます
 ビーチバレー
青空の下,ビーチの前でバーベキューをするのが
沖縄流でビーパと呼ぶそうです.

2019年度の卒論作成に向けて
研究室一同頑張ります


2016年9月27日火曜日

ブリスベンの眺め

週末にドライブに
連れて行ってもらいました

地元の地質学者と一緒だと
地形や地質について教えてもらえ
大変勉強になります
この高台は市内から20分ほどの
距離にあるのですが
フォルンフェルスという
非常に固い変成岩のおかげで
河川による侵食が少なく
他の部分より取り残されて
高台になっているそうです。

ブリスベンは大きな
蛇行河川の間(氾濫原)に街が発展しており
今でも数年に一度大きな水害があるそうです。


うーんなかなか怖い。
私の家は高台にあるので大丈夫そうですが
大学は結構危険かも。
でも船で大学まで通勤できるのは
なかなかさわやかです。

これはブリスベンのCity catと
呼ばれる水上バスからの眺め
運賃もバスと同じでとてもリーズナブル
街中でも川の対岸に渡りたいときは
船を利用すると便利です

街から大学に行くのも
水上バスが便利でさわやかな気分を味わえます

2016年8月5日金曜日

京都大学 白浜水族館ー企画展が始まりました

白浜水族館の企画展が始まりました(^^♪
私は直接行くことが出来ませんので
スタッフの方に写真を送ってもらいました(*^^*)

ドレッジ調査~白浜沖海底の生物相を探る
内容概略
京都大学瀬戸臨海実験所及び学内外の研究者グループで、2012年から行ってきた、白浜沖の海底生物相の調査について、その概要と成果をわかりやすく解説します。
開催期間
2016年7月28日~11月前半
展示内容
調査概要と成果についてのパネル7枚、調査機材、採集された標本、および採集された生きた動物
成果概要
採集された生物標本は、現在も専門家による調査の途中ですが、これまでに75科132種が確認され、そのうち23種は白浜周辺から初記録、2種は日本新記録で、9種は未記載の可能性が高いことがわかっている。白浜周辺の海に、まだ多くの発見が残されていることが示された。
 私の担当したパネル(^^♪
実物も展示してます!
 生体もいます(*^^*)
小さな生き物が多いので迫力には欠けますが
じっくり見てもらうと
とても精巧で緻密な形態をしています.

夏休みの自由研究などにもオススメです!
ぜひお越しください♪

2016年7月14日木曜日

京都大学白浜水族館-企画展-

お世話になった京都大学白浜水族館で
特別展を行います!
『ドレッジ調査-白浜沖海底の生物相を探る-』
夏休み期間はイベントもいろいろとあるので
白浜にお越しの際は,
ぜひともお立ちよりください♪

深海の不思議生物も
たくさん紹介しています!

飼育員の山内 洋紀さんを中心に,
私と岡西政典助教,
宮﨑勝己教授で頑張りました(^^♪)

私は自分の研究紹介とコラム,デザイン全般を担当しています.
このポスターのデザインも担当しています(*´ω`*)

ドレッジ調査の核となっていた
研究者が全員抜けてしまって
現在は担当者の所属が
バラバラですが楽しく準備しました.

白浜にお越しの際はぜひともお立ち寄りください♪


2015年12月13日日曜日

収斂

久々の休日なので朝活で
JAMBIO調査のデータ整理.

 単体サンゴ(Cnidaria)とコケムシ(Bryozoa)
専門家でも見間違える収斂.

ちなみに左縦二列が単体サンゴ
ペポノプサミア(Peponocyathus folliculus
右縦一列がコケムシ

美しいなぁ(*´ω`)



2015年12月1日火曜日

豊潮丸日本海航海調査9

この日の朝も晴天(*´ェ`*)
国旗もいい感じにパタパタと音を立てています
最近はGPSが発達していてどこに居ても
現在地が確認できます
この日の収穫物は
過去最高の重量があって
ソーティングに何時間もかかりました

天気も良くて
作業量が多いと
甲板での作業風景は
なかなか面白いものになります(・д・)
肩・腰・首に負担が出てくるので
最終的には腹ばいになって
観察するのがいちばん楽(笑
それぞれが楽な姿勢で必死にソーティング
天気がいいとこの光景も
ほのぼのして見えますが
波が高かったり
雨が降ってるとかなり過酷なお仕事です


2015年11月24日火曜日

豊潮丸日本海航海調査8

本日は閲覧注意です
下記にややグロ画像があるので注意してください

ってなわけで福岡港の朝日
(位置的に見えませんでしたが)
歯ブラシを終えていつものように甲板に出ると
すごい大勢の釣り人が居ました

釣り人も船から人が出てきた....
といった感じでこっちをっ見ておりそそくさと退散


船で錨泊しているときは
夜にゼミというかレクチャータイムがありました
この日は山名さん
私も当日の朝に頼まれて
慌てて準備しました(笑

また集魚灯で生物を集めて
それにつられたお魚を釣ります
時にはこんな立派な鯛も!
がしかし,ここからが閲覧注意
よーく口のところを見ると

ぎゃー(≧◇≦)なんかついてる!
しかもでかい!!(@_@)
そうなんです・・・
これは魚の口に寄生する寄生虫 

ウオノエ類
(等脚目に属する魚の寄生虫:魚の口内やえら、体表面にへばりつき、体液をすう)

リアル寄生獣です

しかし不思議なことに
研究者は釣れたお魚に寄生虫が
付いているとテンションが上がります

この日もこの子の撮影会が開かれていました(笑


2015年11月22日日曜日

豊潮丸日本海航海調査7

風邪っ子の千徳はインフルは陰性
高熱のため病院で点滴を打たれ,
たまたま担当だった小児科の先生に
自分を大切にしなさいとしばらく説教されました(笑
いい先生でした(*´ω`)

さて,豊潮丸に戻ります
寄港日にはカフェに行ってデスクワーク
カフェがあればの話ですが(笑
福岡に寄港した時はスイーツにもありつけ
テンションがあがりました(笑

福岡の港には
メチャスゴイ船ガトマッテイテ・・・
メチャスゴカッタ・・・
遠くから見たら海に浮かぶ高層ビル

乗客定員 2,670人/乗組員数 1,100人/全長 290m/全幅 37.5m/総トン数 116,000トン/巡航速度 22ノット(41km/h)

警備が厳重で近づけなかったですが
国際線なので中にカジノとかがあるそう

施設
テニスコート/スパ/クラブ/バー/エアロビクスフロア/プール/劇場/ダンスフロア/カジノなど

完全なリゾートです
船好きな私としてはいつか乗ってみたいなぁ







2015年11月18日水曜日

豊潮丸日本海航海調査5

迷い込んだ小鳥
長距離を飛んできたようでかなり弱っていました
船でお休みしてまた飛び立っていきました

さて,この日はORIネット!

ORIネット
東京大学海洋研究所 (Ocean Research Institute:現東京大学大気海洋研究所) で考案された
円錐型プランクトンネット。 表層および中・深層を水平または傾斜曳きすることにより、水柱中の
動物プランクトンおよび仔稚魚類を採集する。
ですが事件が起こりました(+_+)
この日は天気はいいのですが
めちゃくちゃ波が高かったのです

なんと,ORIネットを引っ張ってるワイヤーが
どんっという衝撃と共に切れてしまいました(+_+)

あああ,40万円(ORIの値段)が流れていくー(/_;)
この日はワイヤーが壊れてしまったし
波が高くて船が激揺れ!

※ですが今回の調査で私は酔うことがほとんどありませんでした
三半規管があまり機能していない模様(;´∀`)

波の来ない島陰に移動して
錨泊を余儀なくされました

錨泊の夜は何もすることできず
和自博の山名さんや船員さんが船から夜釣り
こんな大きなイカが!!
山名さんはかなりの釣りの名人らしく
この後もたくさん釣り上げていました(^^♪