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2018年1月10日水曜日

ロゴデザイン

The 16th International Echinoderm conference
のロゴに私のデザインを使っていただきました。


2018年5月に名古屋大学で行われる国際棘皮動物学会です。

名古屋開催ということで
徳川家の家紋の三葉葵を意識しています。

ですが
棘皮動物ということもあり、
5放射をベースにして
それをてづるもづる状に細工しています。
5放射に分けたとことは各分類門の
ヒトデ、クモヒトデ、ウミシダ、ナマコ、ウニの
イラストを入れました。

実は以前、岡西博士の依頼で作った
が国際学会の実行委員長の大路先生の目に留まり
依頼を受けました。
実行委員の先生方の意見を
取り入れてmodifyしたものになっています。

学会自体は名古屋大学で行われ
Conference Scheduleは
May 27 (Sun)~となっているようです

まだ登録も可能のようですので
興味のあるかたは公式のHPをチェックしてください!


2017年10月25日水曜日

日本からの便り

毎日忙しく過ごしていると
あっという間に時間が過ぎます

日本から帰ってきた一週間は35℃オーバーの
真夏日だったのですが
そのあとの2週間はブリスベンでは珍しい
長雨で、しかも気温が朝晩は13℃まで下がり
風邪がはやってます

普通に寒いです
温泉に入りたいです
週末は一眼をぶら下げてお花の写真を撮りに行こうと
思っていたのですが長雨で散ってしまいました
紫の絨毯も美しいですが残念

そうそう
日本地質学会から賞状が送られてきました
わざわざありがとうございます
日本語なので私しか意味が分かりませんが
せっかくなのでラボに飾ります(笑

2017年9月30日土曜日

祝!日本地質学会ポスター賞

とても忙しく過ごした日本滞在ですが

2017年9月16日~18日に開催された
日本地質学会第124年学術大会(2017年愛媛大会)にて
優秀ポスター賞を受賞しました。
内在性単体イシサンゴの軟底質への適応戦略 

千徳明日香(Univ. Queensland)・徳田悠希(鳥取環境大学・環境)・江﨑洋一(大阪市立大学大学院・理)・Gregory E. WEBB(Univ. Queensland) 

以下2本の論文の内容をまとめた発表を行いました。
〔1〕A. Sentoku, Y. Tokuda, and Y. Ezaki (2016) Burrowing hard corals occurring on the sea floor since 80 million years ago.Scientific Reports 6, 24355. doi:10.1038/srep24355 
〔2〕A. Sentoku, Y. Tokuda, Y. Ezaki, and G. E. Webb. (2017) Modes of regeneration and adaptation to soft-bottom substrates of the free-living solitary scleractinian Deltocyathoides orientalis. Lethaia (in press). doi:10.1111/let.12228 

学会会場ではたくさんの質問を受け、活発な議論を行うことができました。
会場で声をかけてくださった多くの方に心よりお礼申し上げます。

千徳明日香

2017年9月14日木曜日

一時帰国

9月後半は日本中を飛び回って
2つの学会と分子実験と調査
なかなかハードです

各地で皆さんにお会いできるのを
楽しみにしています

そんな中、台風直撃で移動も大変です

3連休に愛媛である日本地質学会は
中止になるかもしれませんね

せっかくなら発表したいですが…
うーん

帰国時の楽しみは温泉と食事です!

オージーのハンバーガーも好きですが
和食が楽しみです!
日本各地の美味しいものを満喫します!

2017年7月7日金曜日

祝!論文発表!

我々の論文が発表されました

Modes of regeneration and adaptation to soft-bottom substrates of the free-living solitary scleractinian Deltocyathoides orientalis

Asuka Sentoku, Yuki Tokuda, Yoichi Ezaki, Gregory E. Webb

本論文は
沖合の軟底質上に暮らす自由生活性単体サンゴの
生存戦略や対捕食者戦略に関しての論文です

ざっくり要約すると

タマサンゴという潜って暮らすサンゴを
水槽で飼育していたら,
同じ水槽にいたヤドカリに襲われ,
バラバラになってしまいました
その断片個体を大事に2年間飼育したところ,
元の個体の約60%と10%となったかけらから
新たな個体がそれぞれ再生しました

このようなタマサンゴの
再生様式を1000個以上の骨格観察の結果と
合わせて議論しています
議論では骨格修復様式を絶滅種で
ある四放サンゴなどとも比較しています

タマサンゴの修復では潜るための機能形態である
コステや軟体部をそのまま再利用しており
断片化した状態でも潜行を行います

このような再生様式は,
軟底質中への潜行行動の早期再開や,
軟底質上での安定的な生活姿勢を維持するために重要です

以上のことから,
軟底質上で生息するタマサンゴの
高い修復能力や行動様式は,
捕食圧の高い沖合砂泥底の環境に
適応した結果と考えています

この内容を含んだ発表を
9月の動物学会のシンポジウムで発表します
興味のある方はぜひお越しください。

2017年9月22日(富山県)日本動物学会シンポジウム
「(数ミリ以下の動物学Ⅵ)小さな動物たちの多様な生き様」
砂の上で暮らす小さなタマサンゴの生存戦略.千徳明日香.

本論文は私がUQのボスのグレッグと
初めて一緒に書いた論文になります

単身での海外生活は抵抗がありましたが
ボスと幾度ものデスカッションを繰り返し,
ネイティブかつ同じ分野の偉大な先生の元に
修行にきて本当に良かったと実感しています

しかも数分前に届いた原稿を早速印刷して
嬉しそうに自分の部屋の扉に貼ってくれました
いい人~!幸せです!

現在ボスとの次の論文も用意しており
いい結果を出せるようにさらに頑張ります!
プルーフ時に希望した小修正が反映されておらず
まだ原稿に納得できていないので
修正版ができたらお世話になった方たちに
お送りしたいと思います

ご協力頂いた方々に心よりお礼申し上げます 

2017年5月18日木曜日

サイエンストークフェス

だいぶ前のはなしになりますが
サイエンストークフェスで発表してきました

ちょっとした集まりだよと言われてましたが
完全に騙された感じでした
かなり大きな会場で結構な人です
発表者が少なかったので
逃れることもできず…
地球環境の話をしている人が多かった中
ひとりタマサンゴの生態について語る女…(笑

でもとても受けはよかったようで
いい経験になりました



2017年2月23日木曜日

2017年1月27日金曜日

分類学会連合シンポジウム

「若手分類学者の底力を見よ! 〜社会の眼も意識しつつ〜」
科博の上野本館で開催されたシンポジウム
日本語での発表が久しぶりで緊張しました
しかも大御所の先生がいっぱいでした
シンポジウム全体に関しては
こちらでまとめられていました
togetter
シンポジウムとほぼ同時刻に
TwitterでUPされてます
速UPの時代なんですね。驚きです

私自身の発表は何件か質問もでて
後からもコメントをいただけたりして
とてもよかったです

あまりかかわる機会の無い
異分野の研究を聞けて勉強になりました

また、古生物学会でお世話になっている
前田先生や佐々木先生、
航海調査で一緒になる先生方もたくさんこられており
いろいろな方とお話できたのでよかったです

懇親会もあり、
いろいろと準備してくださった
大塚先生、富川先生、科博の皆様
ありがとうございました
会長の大塚先生のご挨拶。

このようなチャンスをくださり
まことにありがとうございました
懇親会にはいろいろな地域の観光課の方が
営業に来ており
おいしい日本酒が盛りだくさんでした
ひさびさにお酒をのんでほろ酔い(笑
〆には日本で食べたかったラーメンも
食べることができて大満足でした!


2016年12月22日木曜日

日本分類学会連合公開シンポンジウム

2017年1月7日に
日本分類学会連合公開シンポジウム
国立科学博物館(上野本館)にて
下記タイトルの講演を行う予定です。

サンゴ類における形態形成様式と機能形態
(千徳明日香・クイーンズランド大学)

第16回日本分類学会連合公開シンポンジウム
「若手分類学者の底力を見よ!-社会の眼も意識しつつ-」
【日時】2017年1月7日(土)13:30〜17:00 
【会場】国立科学博物館上野本館2階講堂

<一般公開シンポジウムプログラム> 
13:30〜13:40
開会の挨拶・趣旨説明(大塚攻)

13:40〜14:00
原生生物の高次分類-進化の空白を埋める- (白鳥峻志)

14:00〜14:20
菌類の見えない多様性を解き明かす-研究成果の社会還元も模索しつつ- (白水貴)

14:20〜14:40
イタチシダ類無配生殖種複合体Dryopterisのヴァリアー複合体における網状進化(堀清鷹)

14:40〜14:55
休憩

14:55〜15:15
カワゴケソウ科の進化学-水と岩との間には今日も平たい草がいる- (片山なつ)

15:15〜15:35
サンゴ類における形態形成様式と機能形態(千徳明日香)

15:35〜15:55
山地にうごめく巨食性ヒル類:分類学的再検討と「胃通管」 (中野隆文)

15:55〜16:10休憩
16:10〜16:30
貝形虫類の自然史研究-砂の隙間から超深海まで- (田中隼人)

16:30〜16:50
熱帯アジアのアリ分類学:分子系統と地史からの統合的アプローチ(細石真吾)

16:50〜17:00
総会合討論



豊潮丸航海調査でお世話になっている
広大の大塚先生に声をかけていただきました。

豊潮丸航海は野外調査の中で一番好きです!
サンゴもたくさん取れて
ご飯もおいしくスタッフの方も親切で素敵です
帰国したらまた参加したいです
今回はすごいタイトルのシンポです

魅せられるように頑張ります!


2016年12月14日水曜日

ICZ&ZSJ_12_帰路

ほんの1週間沖縄滞在でしたが,
とても勉強になりました

OISTメンバーの方が忙しそうで
あまりお話できなかったのが残念.

ただ最近出たばかりで気になっていた
サンゴの発生に関する論文の内容を
著者の方がポスター発表しており
直接説明を聞くことができて
大変理解が深まりました
Yasuoka et al., 2016

ありがとうございました


帰りも那覇空港から国際線で帰国

国際ターミナルで最後の日本食
というか沖縄料理
量が多くて食べ切れませんでしたw

台湾での乗換えで
劇かわの飲茶ソファーを発見
夜中の乗換えだったので
ちょっとテンションがあがっていたのか後日スマホを見ると
この飲茶ソファーの写真が大量にありました。笑
ブリスベン国際空港に到着
また暑い日々が再び始まります

2016年12月9日金曜日

ICZ&ZSJ_10_打ち上げと懇親会

今回の学会の懇親会はすごい人口密度で
暑くて大変でした(汗
あんまりごはんも食べれなかったですが
熱気があふれてて
盛り上がっていたってことでしょう。w
沖縄の伝統的な踊り?
(注;説明が良く聞こえませんでした)
なども披露されてました

沖縄高専の井口さんと琉大の大野さん
今回の滞在ではいろいろとお世話になりました
ありがとうございます

この日は懇親会前にシンポジウムがあり、
懐かしいメンバーが勢ぞろい
2次会の店をタブレットで探す
よし君、すごいできる感じです
夜の10時からの2次会でしたが多くの方が
集まってくださいました
この日は古生物の関係者が4名もいて
なんだかとても楽しかったです!

別の日に、違うシンポジウムの
懇親会にも参加させていただきました♪
こちらも良く知ったメンバーが集まり
とても楽しい会でした
元白浜メンバーも集合してます
さらに別の日には,
懇親会をセッティングしていただき
こちらも大変楽しい会となりました
私も後輩を紹介したりする大変いい機会になりました
また若手の学生さんとも知り合う機会ができて
サンゴに関しての情報交換ができました♪

こんな感じで
毎晩のように出歩いていましたが
旧交を温めたり新しい出会いがあったり
とても素敵な時間になりました

お世話や手配をしてくださった方に
お礼申し上げます


2016年12月8日木曜日

ICZ&ZSJ_9_朝定食

滞在期間中は
いろんな方とおいしい夕食を
いただいたのですが

朝ごはんの中で
一番おいしかったのは
すき家の朝定食。

海外にいると
普段そんなに食べてないものが
食べたくなるのが不思議

オーストラリアにもにも
吉野家かすき家が入ってくればいいなぁ



2016年12月7日水曜日

ICZ&ZSJ_8_発表

ICZ&ZSJでは
しっかり学会発表もしてきました♪
すべてのポスターは英語でしたが、
日本人の発表が多かったですね。

すごい広い会場です

今回は日本動物学会の一般発表はすべてが
ポスター発表だったためと思います


印刷は日本にいる共同研究者の
徳田さんにお願いして
沖縄に送ってもらいました!
ありがとうございます
受け取りに協力してくれた
大野さんもありがとうございます!
沖縄高専や琉球大学の学生さんやOISTの方の
発表を聞かせてもらいました。
サンゴの研究だとやはり沖縄が強いですね
皆さん優秀でほんとに感心しました。
琉大の山城先生とはポスターも隣同士で
ゾンビサンゴの
大変面白い研究を聞かせていただきました
ポスターセッションは2日に及び
十分にポスターを見て回ることができました

だたコアタイムが2日とも
発表番号の偶数・奇数で分かれていたので
偶数の私は偶数の人のを聞きに行くには
自分のポスターを離れなければならなかったのが
残念でした。

知り合いの研究者の方が
こんなに遠くから私を目視して
発表風景を撮影し送ってくださいました
ありがとうございます!





2016年12月6日火曜日

ICZ&ZSJ_7_琉大

日本滞在期間中に琉大にもお邪魔しました!
イメージング研究のホープの大野君に
大変お世話になりました
この日はチョウチョウの手術中
(忙しいときにすみませんでした)
彼はサンゴ、有孔虫、チョウチョウなど
題材に幅広い研究を行なっています

また別に日は
大野君に沖縄のおいしいカフェに
連れて行ってもらいました
ヘルシーな沖縄料理が満載!

同じ大阪市大出身の後輩の武方くん
(彼もマングローブスズ、ゴカイ、サンゴなどの幅広い
生物を研究対象としたリズムの研究者)
を大野くんを紹介したり
人と人のつながりいろいろと
感じる一時帰国になりました


2016年12月4日日曜日

ICZ&ZSJ_5_OIST

今回の学会会場であるOISTには
2013年にも来たことがあります
もう3年もたつのですね

3年たっても相変わらず
美しい海が見渡せるキャンパス

2013年のときはサンゴ礁学会から
招待公演を依頼していただき、
新里さんや本郷さん井口さん大野さんなどの
若手の学会関係者に
大変お世話になりました。

あれをきっかけにたくさんの
サンゴ関係者と知り合え、
現在も大変いいお付き合いを
させていただいています
ありがとうございます。

OISTのすばらしさについては
3年前の記事で報告しているので
こちらを参照ください

OISTその1
OISTその2
OISTその3


白浜の若手を合流して
施設見学
会場の下見中です
翻訳用の小部屋がついており
同時2ヶ国語会議とかに対応してるようでした

実際に使うひんどは低そうですが
すごいなぁと関心しました


2016年12月2日金曜日

ICZ&ZSJ_4_OIST

日本に来て一番初めに食べたのが
沖縄そば!
ダシがたまりません!

今回の動物学会のオープニングセレモニーは
安倍晋三さんから祝電があったり
秋篠宮殿下が御なりになるなど
なんだか格式高い感じでした

私はオープニングセレモニーには間に合わなかったので
レセプションパーティーからの参加しました


翌日からはレクチャーが始まり
世界の偉大な先生方のお話を聞けました!