2015年11月17日火曜日

豊潮丸日本海航海調査4

先日紹介したように金属の鉄板に
ドレッジやソリネットの中身を移します
この日は取れ高が少なめ・・・
取れ高が少なめでも
いい感じに砂や泥が抜けており
生き物ばっかりなので
ソーティングにはかなりの時間がかかります

これをバッドに移して
研究者や学生たちがソーティングをして
すべての生き物を取り出します
生き物のことを幅広く知らなければ
ソーティングし,それを分類
することは大変困難です

各分類群のスペシャリストたちが乗船しているので
解らない生き物がいても,訊ねればかなりの確率で
詳細な分類を教えてもらえます

学生さんや若い研究者にとってこのような
作業は知識の幅を広げるとても重要なのです

さて,ここからは豊潮丸の船内のご紹介(^^♪

船の中のラボはあまり広くありません
船が大揺れしているときも
作業しなくてはならない戦場でもあります
(うまいこと言ったかな(笑))
注)散らかっているのは我々乗船者のせいです・・・
すみません(;´∀`)

ドアの向こうはドライルーム
ドアの手前は顕微鏡組のゾーンです
私はその一角をもらって
一眼レフとマクロレンズで
標本の写真を撮っていきます!
A4一枚分くらいのスペースで
すべてこなします

私のお気に入りのマクロレンズ
Canon 単焦点マクロレンズ EF100mm F2.8L マクロ IS USM
このレンズはかなりお高く10万円ほどしますが
このように実体顕微鏡顔負けの画像が取れます
手ぶれもしなく論文に使えるかなりいい写真が撮れます
これもサンゴちゃんの生体です(^^♪
生体実験をしているので
元気なままラボに連れて帰ります