昭和聖徳記念財団の助成金に採択されました.
少し前に内定を頂いていましたが
正式な通知が届きました.
これまでの採択状況をみるととても優秀な先生方が数多く名前を連ねており,恐れ多いと思いながら申請しましたが,平成13年度からは若手研究者の奨励,育成に主眼をおいて募集しているそうです.若手の研究者にとってはありがたいことです!
昭和聖徳記念財団とは・・・
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生物学の学術研究助成
昭和天皇は、皇居内の生物学御研究所で、ご公務の合間にご研究を続けられました。ご専門は変形菌類、海産動物のヒドロ虫類の分類学的研究です。また那須や須崎の御用邸、皇居の周辺などでも、植物の調査・研究をお続けになりました。著書も多く出版され、ご業績は国際的に高く評価されています。
目的
当財団の研究助成は、生物学に関する世界的学究者としての昭和天皇の研究分野(系統分類学)およびそれに関する生物学の研究を奨励し、学術研究の推進・発展に寄与することを目的とします。
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ちなみに今回の公募は77件だったそうです.助成金交付証には,
貴殿の研究は本法人が行う平成26年度学術助成に最もふさわしいと認定し助成金を交付します.
と書かれていたので,身を引き締めて頑張らなくてはなりません.
研究課題名:サンゴモドキ科サンゴ(ヒドロ虫綱)の群体形成様式と機能形態の系統進化的意義
この研究は鳥取県立博物館・学芸課・主任学芸員の
徳田悠希博士と共同で行う予定です!
私にとっては新たなテーマなので,
実験の立ち上げなどからスタートしなくてはなりません.