Journal of Structural Biologyで
Sentoku et al (2014) の論文が発表されました(^^♪
A. Sentoku,H. Morisaki,S. Masumoto, R. Ohno, T. Tomiyama,and Y. Ezaki (2014).
Internal skeletal analysis of the colonial azooxanthellate scleractinian Dendrophyllia cribrosa using microfocus X-ray CT images: underlying basis for itsrigid and highly adaptive colony structure.
(Journal of Structural Biolog ; Impact Factor 3.369)
この論文はマイクロX線CTスキャナーを使って
サンゴの内部構造を詳細に観察しています.
その結果,群体内の個体同士(クローン)が自己認識しながら,
その結果,群体内の個体同士(クローン)が自己認識しながら,
一定の距離を保ったり,癒合時には回避行動を行うなどをして
採餌に効率的かつ堅牢な群体形態を形成しているという内容です.
投稿時は
Journal of Morphology (形態学)と迷いまいしたが
生物が作り出す,巧みな生存戦略や神秘性
を知ってもらいたかったので
Journal of Structural Biology(構造生物学)
にしてよかったと思っています(IFも倍くらい)
(本来はタンパク質や分子構造の内容などの掲載が多いです)
今回の我々の内容は
マクロな生物現象を詳細に追ったものなので
このようなハイジャーナルに
受理されて非常に嬉しいです!
共著者の皆様ありがとうございました.
次のリバイスをそろそろ返さなくてはならないので
ますます頑張りたいと思います