2014年9月6日土曜日

あなたの知らないステキなサンゴ~サンゴ研究の最前線~報告

平成26年度鳥取県立博物館企画展
「胸キュン☆サンゴ展」関連イベント

特別シンポジウム
「あなたの知らないステキなサンゴ~サンゴ研究の最前線~」

の報告!

こんな大きな会場ですた(・0・。) ほほーっ
控室に応接室まで用意されてました(゚Д゚;)

きょろきょろしてたらキノコ発見!
とりあえず
かぶってみました(笑
緊張も和らいだところで
発表開始♪

徳田さんの送ってくださったお礼メールを基に
皆さんの発表をご紹介゚.+:。(・ω・)b゚.+:。グッ


まずは偉大なる江崎先生(大阪市大)の発表です!
先生の研究への信念とモットーが伝わる素晴らしい発表でした。 
本当にありがとうございました。 
先生の学生で本当に良かったと、心よりそう思います。 
少しでも先生に近づけるよう頑張りますので、 
今後ともどうぞよろしくお願いします。 

続いて,美ら海水族館の野中さん
八放サンゴの概要を、大変わかりやすく紹介していただき、 
本当に良く理解できました。プレゼンがお上手です。 
会場のみなさんも、あっという間にお話に引き込まれていました。 
巨大なアナグリフ画像も見せていただきありがとうございます。 
会場全員が青赤メガネをつけて一生懸命、
画面を見ている姿は忘れられません。 
アナグリフ画像以外でもみなさん立体視しようと
頑張っておられましたが(笑) 

また、宝石サンゴのポリプが二形で、
管状ポリプのみで、生殖を行うというのは、 
すごい発見です。
生殖と摂食をつかさどるポリプを分けるという 
適応的な意義を知りたくなりました。
逆に、なぜ六放サンゴ類ではポリプが単形なのかも知りたくなりました

続いてSMBLの岡西博士
サンゴに共生するクモヒトデの適応戦略には、 
目を見張るものがあり、大変興味深く、刺激となるお話でした。 

ちらっと腕を上げて、水を通すというお話も面白いですね。 
深海生物の共生系の進化がどのように行われてきたのか、 
クモヒトデとサンゴを研究すると見えてくるのではと思いました。 

クモヒトデ、面白いですね!今回のお話で、クモヒトデの体の構造や、 
生活様式を理解できたことも大きな収穫でした。

つづいて美ら海水族館の高岡さん!
これまで知らなかった、
ツノサンゴの骨格の形成や、生態的な特徴も 
知ることができ、大変勉強になりました。 
特に、植物プランクトンを食べれることは、 
目からウロコでした。高岡さんは、炭素・窒素同位体比で 
求められておられましたが、
もしかしたらエサの少ない深海にすむイシサンゴも 
ブルーミングで落ちてくる植物質の餌を
捕食している可能性もあるのでは、 のではと思いました。

また、いろいろと教えてください。 
自作の海松細工の話も最高でした! 

鳥取県立博物館の大嶋さん!
今回の展覧会では、大変お忙しいにも関わらず、 
準備から展示作業、そしてシンポジウムまで、 
本当に本当に、お世話になりました。
心より感謝しております。 
また、シンポジウムでは、
珊瑚細工に関わる、様々なお話をお聞かせいただき、 
大変勉強になりました。
日本海での深海サンゴの分布などにも 
関連してくる話だと思いました。

続いてせんとくー!ってかとりでした(-д-。)
基本的なサンゴのかたちと出芽の規則性の話をしました♪ 
最小の法則で、最大の多様性を導き出すことは、 
講演会の質問でもありましたが、多くの生き物に共通する 
普遍的な現象だと、研究内容を聞くたびに思います。 
生物の本質を捕らえた、素晴らしい研究ですね! 

ってゆうような発表でした♪
お客様もなかなか面白い質問をしてくださり
我々にとってもとても有益でした!
このあと急ぎ足で先生と大野さんは帰ってしましたが
ミュージアムショップでそれぞれ素敵なお土産を購入♪
また,コアなサンゴシンポが開かれることを楽しみにしています

お世話になった鳥取県立博物館の皆様
お忙しい中,オーガナイズしてくれた徳田さん!
本当にありがとうございました!